「想いを伝える」アニメーション映像、実際にこう使われています。


採用や人事領域の映像というと、「社員インタビュー」や「現場風景」のような実写を思い浮かべる方が多いかもしれません。

でも最近は、アニメーションを活用する企業も、確実に増えています。

今回は、私がこれまで手がけてきた中から
社員を出さない
でも想いはしっかり伝わる
そんなアニメーションの活用事例をいくつかご紹介します。


目次

理念・ミッションを伝える「インナーブランディング動画」

社内従業員向けの理念ムービーを、アニメーションで制作しました。

実写だとどうしても登場人物の印象に引っ張られがちですが、アニメーションなら「言葉」や「価値観」そのものにフォーカスが当たる。

モーショングラフィックスオンリーで構成し、マインドや理念をコンパクトにまとめることで、従業員の意識を統一できます。

✔︎ 活用場面:入社式、社内研修、理念浸透ツール、周年記念動画、表彰式


モーショングラフィックスで魅せる「プロモーションムービー」

自社の業務内容や働き方を外部に伝えるための事業紹介のプロモーションムービーを、モーショングラフィックスで制作しました。

特徴的なのは、社員の登場なしで構成している点。
シンプルな図解やキャッチコピー、動きのあるビジュアルで、
「どんなサービスを扱っていて、どんな価値を提供しているのか」
を、約1分〜2分の映像で直感的に伝えられるように設計しました。

この動画はYouTubeに掲載し、自社サイトや採用ページにも埋め込み可能
営業資料でもQRコードを入れるなどして、“無料で24時間働く広報ツール”として活用されています。

担当者の方からは、
「商談時や会社説明会で“見せるだけで伝わる”ツールがあるのは大きい」
「社員が入れ替わっても差し替えがいらず、長く使えるのが助かる」
という声も。


✔︎ 活用場面:YouTube掲載、採用ページ、会社説明会、営業ツールとして

研修やマニュアルをわかりやすく伝える「教育系研修動画」

もうひとつは、社内向け研修動画としてのアニメーションの活用

こういった“ややこしい”説明は、実写で話すよりもアニメーションの方が断然わかりやすい。

例えば「お客様への対応マニュアル」をアニメーションにすれば、ただの文面よりわかりやすく、照れや緊張感なしに学べます。

社外秘の映像が多いですが、実は社内で利用頻度が高いのはこういう映像だったりします。

✔︎ 活用場面:研修、マニュアル動画、eラーニング


オンライン配信のキックオフに、「始まりのムービー」

ある企業では、社内・社外向けのオンライン配信の冒頭に、短いモーショングラフィックスのムービーを導入しています。

ナレーションと音楽、アニメーションの動きによって、「よくわからないけど、ちゃんと配信が始まる」という空気感をつくることができます。

実際に導入された企業では、
「ただのZoomだけの研修から、ちゃんと整った場づくりができるようになった」
「コンテンツの“格”が上がったと感じた」
といった声をいただきました。

30秒〜1分の短いムービーですが、配信全体の完成度がワンランク上がる“始まりの演出”として、とても有効です。

✔︎ 活用場面:オンライン配信の冒頭、研修動画シリーズのオープニング、社内表彰式の導入映像など


まとめ:アニメーションの魅力って、やっぱり「不変性」

社員の異動や退職がある実写と違い、アニメーションは一度作ると長く使えるのが特徴。

そして、「あくまで考え方・文化・価値観にフォーカスできる」のも大きな魅力です。

・社員を出せない
・でも、その会社らしさは伝えたい
・長く使えるコンテンツがほしい

そんな時は、アニメーションという選択肢、ぜひ検討してみてください。

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